高校吹奏楽強豪校

【吹奏楽】高校の強豪校(大阪編)!特徴や実績などを紹介!

吹奏楽コンクール高校の部は、毎年約1500~2000校近い高校が出場し、各予選を勝ち抜き、わずか29校が全国の頂点を目指します。

 

高校野球は、毎年全国で約3500~4000校近い高校が出場し、各予選を勝ち抜き、わずか49校が各地区の代表(夏の場合)となります。

 

吹奏楽は、野球と違って金賞という形で順位が決められますが、わずか29校が全国の頂点を目指して戦う野球のように熱い夏の大会です。

 

その中でも、大阪府は吹奏楽強豪校が多く、特に大阪府立淀川工科高等学校は、吹奏楽日本一の高校と言われています。

 

今回は、様々な大会やコンクールで活躍している大阪府高校吹奏楽の強豪校5校をご紹介していきます。

大阪府の強豪校
  • 吹奏楽コンクール全国大会金賞受賞回数、金賞受賞率が日本一の成績「大阪府立淀川工科高等学校」
  • 吹奏楽部と野球部が強豪校として有名な「大阪桐蔭高等学校」
  • 2017年に日本の吹奏楽団史上初となるウィーンでの単独公演を成功させた「近畿大学付属高等学校」
  • 東海大学学園オリンピックという行事がある「東海大学附属仰星高等学校」
  • 学科に吹奏楽コースがある「早稲田摂陵高等学校」

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大阪府立淀川工科高等学校

大阪市旭区にある「大阪府立淀川工科高等学校」吹奏楽部は全日本吹奏楽コンクールで最多の金賞を受賞しており、高校野球大会での演奏、御堂筋パレードへの参加など、各種イベントで大活躍しています。

 

吹奏楽コンクール全国大会金賞受賞回数を31回、金賞受賞率を79.5%とトップクラスの成績を収めている吹奏楽強豪校で、顧問は一般社団法人全日本吹奏楽連盟の理事長を務める丸谷明夫先生です。(2019年現在)

 

丸谷先生は、吹奏楽をしている人に知らない人はいないというくらい有名な人で、吹奏楽コンクールにて全国最多記録を残し、その活躍により2014年に大阪文化賞を受賞しました。

 

大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部は、丸谷先生がいる限り好成績を収め続けることでしょう。

 

部員の半数以上が高校から楽器をはじめた初心者で、男子部員が3分の2以上を占めています。

 

毎年1月大阪で開催される「淀工グリーンコンサート」は、常に一万人を超える動員を誇っていることでも有名で、2002年にABCテレビ2時間の特別番組「ブラスの星、淀工」、テレビ朝日「ニュースステーション」 2004年に日本テレビ「笑ってコラえて~吹奏楽の旅」、2009年にテレビ朝日「題名のない音楽会」などが、多くの反響を巻き起こしています。

大阪桐蔭高等学校

大阪府大東市にある「大阪桐蔭高等学校」は、部活動が盛んで様々な部活動が大会やコンクールなどで好成績を収めています。

 

特に野球部と吹奏楽部は、全国大会常連校の強豪校で、野球部は春夏通算8度目の全国制覇を達成、吹奏楽部は創部1年目で金賞を受賞し何度も全国大会へ出場した実績があります。

 

吹奏楽部は、2005年に創部し、2006年全日本吹奏楽コンクール初出場しました。

 

2019年現在には、吹奏楽コンクール全国大会に10回出場し金賞を4回受賞しています。

 

また、2008年に全日本マーチングコンテスト初出場し、同大会に5回出場で金賞を4回受賞しています。

 

2012年7月には、初の海外遠征オーストリアのウィーン「国立歌劇場」にて公演をし、シュラドミンで行われたミッド・ヨーロッパ音楽祭国際青少年吹奏楽コンクールにて全部門総合グランプリ受賞しました。

 

2013年にTV番組「笑ってコラえて」密着取材の放映や2014年にNHKや24時間テレビ「武道館ライブ」に出演したことでも話題となりました。

 

2015年には、セントパトリックパレードの招聘を受け訪米し、日本から初のパレードとして全米へテレビ放映され、カーネギーホールの桐蔭コンサートでは、観客全員のスタンディングオベーションを受けました。

 

そして、2016年に全日本吹奏楽コンクールにて金賞受賞し、日本管楽合奏コンテストにて最優秀グランプリ/文部科学大臣賞(1位)受賞し、2018年に日本管楽合奏コンテストにおいて、2度目の最優秀グランプリ/文部科学大臣賞受賞(1位)受賞しました。

近畿大学付属高等学校

大阪市東大阪府にある「近畿大学付属高等学校」吹奏楽部の演奏活動は、近高祭(文化祭)、体育祭といった各種学校行事での演奏、地域文化活動の他、各種コンクールやコンテスト等の大会にも出場しています。

 

近畿大学吹奏楽部との連携にも力を入れる一方、大阪交響楽団首席ティンパニ奏者小谷康夫先生の指導のもと、全日本吹奏楽コンクール、並びに全日本アンサンブルコンテストへは過去2度の出場を果たしました。

 

また、シンフォニックジャズ&ポップスコンテスト全国大会では6年連続出場し、2016年の大会から3年連続での総合グランプリ(第1位)を受賞したため、昨年度は特別招待演奏として参加するなど、好成績を収めています。

 

海外遠征では2017年3月に日本の吹奏楽団史上初となるウィーン、シュテファン大聖堂での単独公演を成功させ、2020年3月にも3回目となる海外遠征を予定しております。

東海大学附属仰星高等学校

「東海大学附属仰星高等学校」は、大阪府枚方市にあり、珍しい行事として、生徒の隠れた才能を見出し、それを中学・高校・大学の先生が専門的な見地から伸ばす、各付属高校・中学校から選ばれた生徒が国語・数学・英語・理科・音楽・造形・ディベート・知的財産・スポーツの各分野で東海大学の様々な施設を利用して行われる東海大学学園オリンピックというものがあります。

 

部活動では、ラグビー部・サッカー部・柔道部・野球部・吹奏楽部・放送部が全国レベルで実績を残しており、吹奏楽部は、全日本高等学校吹奏楽大会in横浜に1度、全日本アンサンブルコンテストに3度出場しています。

 

2018年度は、大阪府吹奏楽コンクールで金賞を受賞し大阪府代表になり、関西吹奏楽コンクールで金賞、大阪府マーチングコンテストで金賞を受賞し大阪府代表になり、関西マーチングコンテストで銀賞、大阪府アンサンブルコンテストで金賞を受賞し大阪府代表になり、関西アンサンブルコンテストで金賞を受賞しています。

早稲田摂陵高等学校

「早稲田摂陵高等学校」は、大阪府茨木市にある高校で、女子のみの吹奏楽コースがある高校です。

 

吹奏楽コースは、阪急商業学園(1957年〜1996年・阪急少年音楽隊(男子)、1997年〜2003年・阪急商業学園ウィンドバンド(女子))、向陽台高等学校ウィンドバンド(2004年~2008年・女子)を経て2009年より早稲田摂陵(吹奏楽コース・女子)に移管されました。

 

関西テレビ主催の音楽イベント3000人の吹奏楽では第1回から連続出場しており、マーチングコンテスト全国大会で金賞11回、イタリア国際フェスティバルパレード部門優勝という実績もあります。

 

また、吹奏楽コースは、音楽業界のスペシャリストが指導し、能力を最大限に伸ばす充実の音楽環境が整っているコースでもあり、幅広い音楽知識を習得する多彩なプログラムが組まれています。

大阪府の高校吹奏楽のまとめ!

大阪府高校吹奏楽は、日本一の吹奏楽強豪校「大阪府立淀川工科高等学校」はじめ吹奏楽に力を入れた高校がそろっています。

 

どの高校も様々な大会で賞を受賞していたり、海外での演奏経験があることが多いです。

 

テレビ出演をしている高校も多いので、機会があれば見てみてくださいね。

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