高校吹奏楽強豪校

【東京都】高校吹奏楽の強豪校、特徴と実績などを紹介!

東京都には306校の高校吹奏楽部があり、そのうち2018年度吹奏楽コンクール高校A編成にエントリーしたのは74校でした。

 

東京都高校吹奏楽コンクールの全国大会への道は、2018年度の東京都予選大会参加校74校を例にすると、参加74校 → 東京都予選大会(12校選出)→ 東京都大会(3校選出)→ 全国大会出場となっています。

 

どんなに毎日練習を積み重ねてきても全国大会への切符を手に入れられるのは、3校のみということです。

 

今回は、東京都の中で全国大会への出場率が高い吹奏楽強豪校と呼ばれている5校をご紹介していきます。

東京都の強豪校
  • 世界大会でも優勝し東京一の成績を持つ日本屈指の吹奏楽部「都立片倉高等学校」
  • 全国大会常連の公立吹奏楽部「都立杉並高等学校」
  • 2018年までの吹奏楽コンクール全国大会直近出場回数は東京一「東海大付属高輪台高等学校」
  • 東京都大会常連校2018年には全国大会で金賞を受賞「東海大付属菅生高等学校」
  • 2018年までで、全国大会へは11回出場し金賞を5回受賞している「駒沢大学付属高等学校」

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都立片倉高等学校

東京都八王子市にある都立片倉高等学校は、普通科のほかに造形美術コースがあり、文化活動が盛んな学校です。

 

部活動では全国でも有数の吹奏楽部強豪校として有名で、イギリスでの世界大会で優勝経験もあります。

 

部員数は毎年100名を超え、入試では文化特別推薦で吹奏楽部に5名の募集をおこなっています。

 

吹奏楽コンクールでの成績は、1998年に吹奏楽コンクール全国大会に初出場をし、銀賞を受賞しました。

2006年には、吹奏楽コンクール全国大会で初の金賞を受賞しています。

その後も何度も全国大会へ出場をし、金賞を受賞している学校です。

都立杉並高等学校

東京都杉並区にある都立杉並高等学校は、パフォーマンスに力を入れ、人を楽しませる演奏をする吹奏楽部です。

 

吹奏楽コンクールでは、パフォーマンスを行うことはできませんが、定期演奏会やイベントなどで部員数100名を超える迫力のあるパフォーマンスを披露しています。

 

吹奏楽コンクールの成績は、2004年に全日本吹奏楽コンクールに出場して銅賞を受賞し、東京都吹奏楽コンクールでは金賞を多数受賞しています。

 

都立高校の中では、都立片倉高等学校と並ぶくらい吹奏楽強豪校として有名な学校です。

また、音楽関係の著名人が多く卒業しています。

東海大付属高輪台高等学校

東海大付属高輪台高等学校は、東京都港区にある私立高校です。

2018年度には、吹奏楽コンクール全国大会で金賞を受賞しただけでなく、全日本マーチングコンテストと全日本アンサンブルコンテストでも金賞を受賞するという好成績を収めています。

 

東海大付属高輪台高等学校の吹奏楽部は、赤いブレザーがトレードマークで、平日は校内で練習し休日はイベントや大会で演奏と毎日忙しく活動しています。

 

東海大付属高輪台高等学校の吹奏楽部の特徴は、全体合奏のときにパートごとにまとまらず好きな場所に座って演奏することや楽器を吹かず口ずさみながら体を動かして曲を表現するといったほかの学校とは違う独特な練習方法を取り入れていることです。

 

吹奏楽強豪校と呼ばれる強さの秘訣は、学校独自の練習法を取り入れて部員みんなで心を一つにその練習に取り組んでいることですね。

東海大付属菅生高等学校

東京都あきる野市にある東海大付属菅生高等学校は、私立の吹奏楽名門校です。

この高校の吹奏楽部は、吹奏楽部の施設がとても充実しており、パーカッションパート専用の部屋や吹奏楽部専用の倉庫、音響設備も整った本番を想定して練習ができるホールがあります。

 

創部から53年に渡る長い歴史と伝統を大切にし、2015年度には東関東吹奏楽連盟より20年連続「東関東吹奏楽コンクール」への出場校として特別表彰を受けました。

 

東海大相模高校吹奏楽部では、部員全員での活動の他に、チームごとに活動をしています。

 

吹奏楽コンクールに出場し、全日本吹奏楽コンクールを目指して活動を行うWIND(ウインドチーム)と マーチングコンテストに出場し、全日本マーチングコンテストを目指して活動を行うFIRE BIRDS(ファイヤーバーズチーム)です。

 

吹奏楽だけでなく、マーチングやアンサンブルにも力を入れており、何年も連続して大会に出場している学校です。

駒沢大学付属高等学校

駒沢大学付属高等学校は、東京都世田谷区にある私立高校です。

宗教教育を積極的に行っており、仏教の時間や様々な学校行事を通じて、感性を磨き、情操を育む心の教育を実践している学校です。

 

駒沢大学付属高等学校の吹奏楽部は、過去50年に及ぶ歴史の中で、全国大会へは11回出場し、うち金賞を5回、銀賞を5回、銅賞を1回受賞しています。

 

この高校のすごいところは、「美しいもの・整ったものへの感性を磨く」「練習場所への感謝」という意味を込めて、月に1度の「全校舎清掃」、年に2回の「地域清掃」を行っており、練習や大会に出場するだけでなく感謝の気持ちを大切にしているところです。

 

当たり前のことを当たり前と思わないその姿勢が強さの秘訣ですね。

全国高校吹奏楽のまとめ!

東京都の吹奏楽強豪校は、私立高校だけでなく公立高校も全国大会に出場し金賞を受賞しています。

 

強豪校と呼ばれる吹奏楽名門校には、独自の練習法や伝統があり強さを維持し続けるために毎日努力しています。

 

どの高校も学校行事だけでなく、地域イベントや様々な大会に出場していますので、一度高校生の迫力ある演奏を聴きに足を運んでみてくださいね。

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